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11.成長期の影響

ところで、性成長を迎える時期から、つまり男性器が成長する時期からパンストフェチとして目覚めてしまうと、性器に重大な影響を生じさせることがあります。パンティストッキングやタイツを履いた女性の脚を見て自慰行為を行うのは問題ありませんが、自ら履くとなると男性器の成長が妨げられます。
D氏を例に挙げると、彼はストッキングやタイツが大好きで、小学生の頃から下半身にナイロンやポリウレタンを纏い生活していたとのことです。小学校5年生で精通を迎え、精通後から毎日隠れて母や姉のストッキングを履き、自慰行為をしていたと言います。しかも、自慰行為の時に履くだけでは飽き足らず、母に「姉とお揃いのを履きたい」とせがんで、女物の黒レギンスを買って貰い、小学校へもそれを履き登校していたという強者です。もちろん素材はナイロン・ポリウレタンですから、同級生からオカマっぽいとからかわれ、それでも陽の光に当たった時の透け感や、長く履いている時にできる膝の皺などにいとおしさを感じていたと言います。そして、我慢できなくなると、レギンスをつま先部分まで伸ばしタイツのようにして、外でも自慰行為をしていたそうですから、まさにフェティシズム全開ですね。ただ、中学に入るとさすがに制服があるので足は出せず、体育のない日はズボンの下に春夏はストッキング、秋冬はタイツを履き、以後、社会人になってもその生活は変わらないと告白してくれました。
さて、前置きが長くなりましたがここからが本題です。成長期からレギンスを含め、タイツやストッキングを履いていたため、彼の陰茎は他人と比べ小さく、しかも体内にめり込むような形で、長さも勃起してない時は親指の関節くらいまでしかないとのことです。まあ、勃起すればそれなりに大きくなるので、ご本人は気にしないとのことですが、成長期が終わるまでは履き続けない方が無難です。



12.性的倒錯(パラフィリア)

最後に、生涯に渡り続くフェティシズムですが、パンストフェチは他の性嗜好に比べ、比較的性的欲求を満たしやすい部類です。これが小児性愛や死体、のぞき、露出といった性癖であった場合、性的欲求を満たすハードルが高く、犯罪にすらなってしまうかも知れません。ただ、パンストフェチであっても、フェティシズムだけでなく他の性癖も併せ持っている場合があります。性嗜好は多種多様であり、抗えきれない性的欲求に左右されてしまうのも、これまた人間なのかも知れません。



written by succhan (C)2022
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1.概要・原因  2.性行動  3.性指向  4.性成長